犬の歯みがき中にありがちなトラブルとは?|嫌がる原因と対策を詳しく解説
「うちの子、歯みがきしようとするとすごく嫌がる」
「口を触らせてくれないから、どうしたらいいのか分からない」
「ちゃんとみがいているのに、歯ぐきが赤いのはなぜ?」
愛犬の健康を守るうえで大切な歯みがき。
実際に歯みがきをしようとすると、思った以上にうまくいかず、お困りの飼い主様も多いのではないでしょうか。
今回は、犬の歯みがき中に起こりやすいよくあるトラブルと、その対処法について解説します。
ぜひ最後までお読みいただき、歯みがき習慣を無理なく続けられるヒントにしてください。

歯みがき中に起こりがちなトラブル
犬の歯みがきは、単に歯をきれいにするだけでなく、口の中のトラブルを早期に見つける大切な健康チェックの時間です。
しかし、以下のようなトラブルが起こることがあります。
歯みがきを強く嫌がる
過去に口の中で痛い思いをした経験や、口周りを触られるのが苦手な性格の犬では、歯みがきに強い拒否反応を示すことがあります。
出血してしまう
歯ぐきが赤く腫れている場合には、軽くこすっただけで血がにじむことがあります。
軽く磨いただけで出血する場合には歯周病の可能性があるため注意が必要です。
歯みがき中に痛がる
強く磨いていないのに歯みがきを痛がる場合は、歯にひびが入っている、歯の神経が露出しているなどの異常が隠れていることもあります。
あまりに痛がる場合には一度動物病院を受診しましょう。
すぐに噛んでしまってみがけない
歯ブラシをおもちゃと勘違いして噛みつくケースもよく見られます。
口腔内が傷ついたり、歯がかけてしまったりすることもあるため、注意が必要です。
歯みがきトラブルの対処法
上記のようなトラブルがあった場合、無理に続けるのは逆効果です。
犬にとって「歯みがき=嫌な時間」と定着してしまうとますます歯みがきが難しくなってしまいます。
そうならないよう、以下の工夫を取り入れてみましょう。
小さい頃から歯みがきの習慣をつける
成犬になってから歯みがきを始めると、犬が嫌がる傾向が高くなります。
子犬の頃から、当たり前に口の中を触って歯みがきの習慣をつけておくことが大切です。
段階的に慣らす
歯みがきを始める場合にはいきなり歯ブラシを使わず、まずは口を触るところから始めてみましょう。
慣れてきたら歯みがきシートで軽く歯を触るなど少しずつステップアップして慣らしていくことが重要です。
ポジティブな印象づけ
歯みがきの後は褒めたりスキンシップをとったりすることで、歯みがきをしたら嬉しいことがあると覚えてもらいます。
道具を変えてみる
歯ブラシが難しければ、ガーゼや指サック型の歯みがき用具から始めるのもおすすめです。
歯みがきおもちゃなどは、硬すぎると歯の破損などの原因になるため注意しましょう。
出血や痛みがある場合は動物病院へ
歯や歯茎に異常がある場合は、歯みがきの前に治療が必要です。
出血や痛みが続く時は、早めに歯科診療を受けましょう。
無理なケアは症状を悪化させてしまいます。
歯みがきは「継続」が大切
「毎日完璧に歯みがきしなくては」と、トラブルがあっても無理やり歯みがきをするのは犬にとっても飼い主様にとっても良くありません。
まずは完璧にするよりも、口へのスキンシップなどから始めて続けることが何より大切です。
1日1回、できる範囲からスタートして、愛犬と飼い主様のペースを見つけていきましょう。
まとめ
犬の歯みがきは、口腔内のトラブル予防だけではなく、日々のチェックの一つとして欠かせません。
歯みがき中にトラブルが起こると、諦めてしまいたくなりますが、トラブルの中には歯の病気が原因のこともあるため注意が必要です。
無理せず、できることからならしていくことが大切ですね。
当院では、歯や口腔内の診療にも力を入れています。
歯みがきの指導や、歯周病・歯の異常のチェックなど、愛犬のデンタルケアに関することなら、どうぞお気軽にご相談ください。
よくあるご質問(Q&A)
Q1. 犬が歯みがきを嫌がって全くできません。どうすればよいですか?
A. 犬が歯みがきを嫌がる場合は、口を触る練習から少しずつ慣らしていくことが大切です。
無理に行うとトラウマになることがあるため、段階的なトレーニングや道具の工夫をおすすめします。
Q2. 歯みがきのときに出血がありますが、大丈夫でしょうか?
A. 歯みがきで出血がある場合、歯周病などのトラブルが隠れている可能性があります。
軽度であっても継続するようであれば、動物病院での診察を受けることをおすすめします。
Q3. 歯ブラシをすぐ噛んでしまいます。何か対策はありますか?
A. 歯ブラシを噛んでしまう犬には、指サック型の歯みがきや歯みがきシートなどの代替用品がおすすめです。
遊び道具との区別がつくようにトレーニングすることも重要です。

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