お知らせ

なぜ猫にマイクロチップを装着するの?|マイクロチップを装着するメリット

「猫が家の外に出てしまったらどうしよう?」
「災害時に猫に会えなくなってしまうかもしれない」
「外で首輪が外れてしまったらどうしよう?」
上記のようなことが気になる飼い主様もいらっしゃるかと思います。
マイクロチップは猫の個体情報を記録する小さな電子機器です。
マイクロチップを装着しておくことで迷子対策や身元確認の手段として利用できます。

今回は猫のマイクロチップについて、特にマイクロチップを装着するメリットについて解説します。
ぜひ最後までお読みいただき、猫に装着するマイクロチップの知見を深めてください。

机の上に寝そべる猫

マイクロチップとは

マイクロチップとは米粒ほどのサイズの小さな電子タグです。
内部には猫ごとに異なる15桁の個体識別番号が記録されており、専用リーダーで読み取ることで飼い主情報と照合できる仕組みになっています。
日本では、2022年に動物愛護管理法によって猫の販売業者に対してマイクロチップの装着と登録が義務化されました。
既にご家庭で飼育されている猫については装着の義務の対象外ですが、迷子防止や身元確認の手段としてマイクロチップの装着が推奨されています。

ペットショップなどでお迎えした猫には既にマイクロチップが装着されているかもしれません。
ただし、飼い主情報の登録は新しい飼い主様が行う必要があります。
登録をしておかないと万が一迷子になった時に身元確認をすることができない可能性があります。

詳しく知りたいと思ったら一度ご相談ください。

マイクロチップのメリット

猫にマイクロチップを装着するメリットには、

  • 迷子になった際の身元確認
  • 災害時の身元確認
  • 盗難・事故時の証明
  • 終生的な身元証明

などが挙げられます。
それぞれ解説していきましょう。

草むらの中を歩く2匹の子猫

迷子になった際の身元確認

マイクロチップを装着していると万が一猫が迷子になった際にも役立ちます。
マイクロチップは首輪と違って、屋外で外れてしまうこともほとんどありません。
猫が保護された際には動物病院や保健所でマイクロチップを読み取ることで身元確認が可能です。

飼い猫の中には家の中だけでなく、外に出る生活をしている猫もいます。
外飼いの猫は室内飼育されている猫よりも迷子になるリスクが高いです。
そのため、外飼いの猫にとってもマイクロチップは心強い備えになります。
ただし、猫が迷子になるリスクを下げるためにも、できるだけ室内飼育を心がけましょう。

災害時の身元確認

マイクロチップを装着していれば、災害時でも確実に個体を特定することができます。
多頭飼育の場合でも、1頭ずつ正確に識別することが可能です。

盗難・事故時の証明

マイクロチップをつけていることによって、盗難や事故があった際にも飼い主を特定することができます。

終生的な身元証明

マイクロチップは一度挿入すれば半永久的に使用することができます。
そのため、終生的な身元証明として使用できることは大きなメリットです。

マイクロチップの装着方法

マイクロチップの装着は注射器のようなマイクロチップ専用の器具で行います。
ワクチンなどの注射と同様に通常麻酔は必要ありません。
ただし、マイクロチップ専用の器具はワクチンなどの注射で使う針よりも太い針です。
針に痛みを感じる猫もいるため、避妊手術や去勢手術などの手術時に麻酔をかけて一緒に行うことも多くあります。

注意点

マイクロチップにはいくつかの注意点があります。
まずよくある誤解として、マイクロチップを挿入すると位置がわかるようになると思われることがあります。
しかし、マイクロチップにはGPS機能はないため、迷子の際にマイクロチップから追跡することはできない点には注意が必要です。

また、マイクロチップ装着後は飼い主情報を登録する必要があります。
住所変更などの登録情報を更新しないと迷子の際にマイクロチップを読み取ってもらえても飼い主様のもとに戻れない可能性があります。
情報を登録する際にはマイクロチップの登録先にも注意が必要です。
マイクロチップの装着が義務化される以前は民間団体が登録情報を管理していました。
現在は環境省が指定する登録機関に統一されています。
そのため、既にマイクロチップが装着されている猫も登録先の変更が必要となる場合があります。

まとめ

外で寝そべる黒い猫

マイクロチップは迷子や災害時、盗難・事故の際にも猫の身元を証明できる強い味方です。
猫にマイクロチップの装着と登録の両方を行うことでいざという時に身元の証明ができます。
そのため、猫と離れ離れになってしまっても再び会うことができるかもしれません。

当院では猫のマイクロチップ装着後の登録サポートや登録変更手続きのご相談も可能です。
まだ装着するかどうか悩んでいる飼い主様もぜひお気軽にご相談ください。

よくあるご質問(Q&A)

Q1.完全室内飼育の猫にもマイクロチップは必要でしょうか?

完全室内飼育であっても、マイクロチップは有効な備えになります。
災害や来客時のドアの開閉、引っ越し作業など、予期しない状況で外に出てしまうケースは珍しくありません。
マイクロチップを装着していれば、首輪が外れてしまった場合でも身元確認が可能となり、保護された際に飼い主様のもとへ戻れる可能性が高まります。
室内飼育かどうかに関わらず、万が一への備えとして検討されることが多い対策です。

Q2.猫にマイクロチップを装着すると体への負担はありますか?

マイクロチップは米粒ほどの大きさで、皮下に留まるよう設計されています。
装着後に日常生活へ影響が出ることはほとんどなく、異物感を訴える様子も少ないとされています。
装着時に一時的な刺激を感じることはありますが、ワクチン接種と同程度の処置で済むケースが一般的です。
避妊・去勢手術のタイミングで同時に装着することで、猫への負担をさらに抑える選択をされることもあります。

Q3.マイクロチップを装着した後に気をつけることはありますか?

装着後は、登録情報が正しく反映されているかを確認することが重要です。
引っ越しや電話番号の変更、譲渡などがあった場合には、速やかに登録内容を更新する必要があります。
登録情報が古いままだと、マイクロチップが読み取られても飼い主様へ連絡が届かない可能性があります。
定期的に登録内容を見直し、最新の状態を保つことがマイクロチップを活かすポイントです。

詳しく知りたいと思ったら一度ご相談ください。

東京都品川区・目黒区の動物病院
武蔵小山どうぶつ病院


ページトップ